先日、無事に論文を提出することができました。論文のタイトルは、「The Divine Names in Ibn 'Arabi's Theory of Oneness of Existence」です。また今月下旬には本帰国が待っています。まだ口頭試問や論文の修正などが残っており、全然帰国直前で浮かれるという気持ちはありませんが、無事にここまでくることができました。
せっかくなので、帰国までの1か月弱ですが、アラビア語の語学学校へ行くことにしました(行くことにしましたが、他にもやることが沢山ありすぎて結構きついです)。実はアラビア語は博士課程に進学してから自習で体得したということもあり、研究上で必要な単語を覚えるのに精いっぱいで、色々と基本的な用語が抜け落ちていることが多いのを感じています。また、エジプトに来てからというもの、全くエジプト方言のアラビア語を勉強する機会がなかったので、何とか勉強したいとずっと思っておりました。
カイロでアラビア語を勉強する場合、いくつかの選択肢がありますが、基本的には語学学校に通うことでしょう。私は、留学当初に知り合いの先生から紹介してもらった家庭教師の先生(1時間で50ポンド)で教えてもらっていて、その後は1学期間だけカイロ・アメリカン大学の中級コースを履修しました(1学期で30万強なのでかなり高いです)。火曜と週末の金曜・土曜を除く毎日授業があり、宿題は毎日、試験も隔週であり、力はつくけどかなりハードでした。
その他にもヒダヤト・インスティチュート(サカナート・アル=マアーディー駅近く)なども見に行きましたが、こちらもよさそうでした。そのほかにも、ILI(現在は京大、名大の院生が1か月コースに通っています)、カリマート(阪大からの留学生はこちらに通うケースが高いとのこと)、ヌーン(アンミーヤも含めて独自の教授法に定評あり)、ザーイ(外務省の研修生の何人かが通っています)、ファグル(正則アラビア語だとファジュルですが、友人からの情報ではあまりお勧めしないとのこと)。
このように幾つか候補があったのですが、結局、アラベーヤというアグーザにある語学学校へ行くことにしました。4U(フォーユー)というブランチもタハリール近く(ケンタッキー近くに)あります。
理由は家から徒歩数分であるということと、カリキュラムなど柔軟に対応してくれるという理由からでした。私の場合は、学位論文の修正のために時間が必要なことなどを伝え、授業内で完結できるようにお願いしました。少しわかりにくい場所にありますが、静かです。場所はモハンディスィーンのスフィンクス広場(Midan Sphinx)から一本入った通りで、 Dr. Ahmed al-Hofy-Almansoura streetの19番地です。
以下が アラベーヤのURL
http://www.arabeya.org/about-us
受付のマルヤム(Maryam)さん。彼女は学生たちのスケジュールを一手に引き受けていて、毎週学生たちの予定に合わせてスケジュールを組んでくれます。親切で、笑顔の素敵な女性です。彼女の上に書いてある球根みたいなのがアラベーヤの学校のマークです(アラベーヤとアラビア語書道で書いてあります)。
ディレクターの ハミード(Hamid)さん。コミュニケーション能力と質の高い先生をよく確保するものだと感心しています。
私は帰国までに時間がないので40時間で2000ポンド強のコースにしました。取るコースに比例して、授業料も安くなります。ここの良いところは2日前までに言えば授業をキャンセルしてもお金がかからないところ、先生たちが非常に親切で、その意味でアラビア語も捗るところでしょうか。ともすれば日本人だと英語が聞き取れない、もしくはうまく質問できないという問題点を抱えて、クラス単位だとついていけない傾向にあります。しかし、ここはマンツーマンの授業なので、分からなければその箇所を時間をとって柔軟に教えてもらえるという利点があります。私と入れ違いでアメ大の大学院を修了した方もこちらに通っていたこと、そして今アメ大に通っている友人もこちらのタハリール校で勉強していることなどを考えると、大学院生には確実におススメで、自分のスタイルに合った勉強環境を作れるのではないかと思います。
せっかくなので、帰国までの1か月弱ですが、アラビア語の語学学校へ行くことにしました(行くことにしましたが、他にもやることが沢山ありすぎて結構きついです)。実はアラビア語は博士課程に進学してから自習で体得したということもあり、研究上で必要な単語を覚えるのに精いっぱいで、色々と基本的な用語が抜け落ちていることが多いのを感じています。また、エジプトに来てからというもの、全くエジプト方言のアラビア語を勉強する機会がなかったので、何とか勉強したいとずっと思っておりました。
カイロでアラビア語を勉強する場合、いくつかの選択肢がありますが、基本的には語学学校に通うことでしょう。私は、留学当初に知り合いの先生から紹介してもらった家庭教師の先生(1時間で50ポンド)で教えてもらっていて、その後は1学期間だけカイロ・アメリカン大学の中級コースを履修しました(1学期で30万強なのでかなり高いです)。火曜と週末の金曜・土曜を除く毎日授業があり、宿題は毎日、試験も隔週であり、力はつくけどかなりハードでした。
その他にもヒダヤト・インスティチュート(サカナート・アル=マアーディー駅近く)なども見に行きましたが、こちらもよさそうでした。そのほかにも、ILI(現在は京大、名大の院生が1か月コースに通っています)、カリマート(阪大からの留学生はこちらに通うケースが高いとのこと)、ヌーン(アンミーヤも含めて独自の教授法に定評あり)、ザーイ(外務省の研修生の何人かが通っています)、ファグル(正則アラビア語だとファジュルですが、友人からの情報ではあまりお勧めしないとのこと)。
このように幾つか候補があったのですが、結局、アラベーヤというアグーザにある語学学校へ行くことにしました。4U(フォーユー)というブランチもタハリール近く(ケンタッキー近くに)あります。
理由は家から徒歩数分であるということと、カリキュラムなど柔軟に対応してくれるという理由からでした。私の場合は、学位論文の修正のために時間が必要なことなどを伝え、授業内で完結できるようにお願いしました。少しわかりにくい場所にありますが、静かです。場所はモハンディスィーンのスフィンクス広場(Midan Sphinx)から一本入った通りで、 Dr. Ahmed al-Hofy-Almansoura streetの19番地です。
以下が アラベーヤのURL
http://www.arabeya.org/about-us
受付のマルヤム(Maryam)さん。彼女は学生たちのスケジュールを一手に引き受けていて、毎週学生たちの予定に合わせてスケジュールを組んでくれます。親切で、笑顔の素敵な女性です。彼女の上に書いてある球根みたいなのがアラベーヤの学校のマークです(アラベーヤとアラビア語書道で書いてあります)。
ディレクターの ハミード(Hamid)さん。コミュニケーション能力と質の高い先生をよく確保するものだと感心しています。
私は帰国までに時間がないので40時間で2000ポンド強のコースにしました。取るコースに比例して、授業料も安くなります。ここの良いところは2日前までに言えば授業をキャンセルしてもお金がかからないところ、先生たちが非常に親切で、その意味でアラビア語も捗るところでしょうか。ともすれば日本人だと英語が聞き取れない、もしくはうまく質問できないという問題点を抱えて、クラス単位だとついていけない傾向にあります。しかし、ここはマンツーマンの授業なので、分からなければその箇所を時間をとって柔軟に教えてもらえるという利点があります。私と入れ違いでアメ大の大学院を修了した方もこちらに通っていたこと、そして今アメ大に通っている友人もこちらのタハリール校で勉強していることなどを考えると、大学院生には確実におススメで、自分のスタイルに合った勉強環境を作れるのではないかと思います。